カテゴリー「6.甲信越・群馬」の6件の記事

蓼科、たかやまファミリー牧場

書くのがだいぶ遅れてしまったが、2009年8月13日(木)~15日(土)の家族旅行について簡単に記しておく。長男坊(4歳半)の白血病治療は経過が順調で、よほど遠方でなければ入院の合間に旅行してもよいと先生からOKをもらったので、避暑も兼ねて蓼科へ旅行した。カテーテルまわりの消毒キット、ヘパフラッシュ、抗生物質(バクトラミン)と、必要な物を予備も含めて多めに準備し、少し緊張して出かけた。

Blog_14012009年8月13日はお盆期間の高速料金1000円のスタート日で、中央道の大渋滞が予想されていたので、朝6時に家を出て、しかも相模湖ICまで下道を通っていくことにした。川崎から延々と住宅街を走り抜け、1時間40分で相模湖ICに着き中央道へ。後から知ったのだが、事前予想ほどは渋滞しなかったようで、普段通り調布ICから中央道に入っても時間は変わらなかったようだ。ともかく相模湖からは順調で10時半くらいに蓼科に到着した。最初にピラタスロープウェーで北横岳に上るが、残念ながら小雨混じりの濃霧に包まれ、1時間足らずで撤収。お昼に近くのイタリアン「ピッツェリア・マンジャタント」で皆が大好きなピザや生ハムやスパゲティを堪能した。ここは人気店らしく、僕らが到着したお昼直後からかなり混雑し始めた。それから姫木平のペンション「赤い屋根」へ。この日の午後からパーッと晴れてきて、帰りの15日までずっと好天に恵まれた。(上の写真は14日の午後にビーナスラインの展望台から撮った蓼科山と白樺湖)

このペンションは自然農園があるということで、子供達の虫取りに良いかなと思って選んだ。泊り客も家族連れが中心でアットホームな宿だが、少しおとなしめな雰囲気ゆえ、いたずら盛りのウチの子供達を静かにさせるのに気を遣った。ペンションの自然農園は下界にだいぶ下った農村地帯にあり、畑というより半ば草むらと化している。懐かしい草の匂いがして、たくさんのバッタやコオロギがピョンピョン飛び跳ね、ウチの子供達は大喜びだ。どこにでもいるようなチョウやトンボやイナゴばかりだが、虫取り網で捕まえることに熱中した。

Blog_137914日は朝から「たかやまファミリー牧場」に遊びに行った。小さな観光牧場だが、お約束の引き馬や乳しぼりだけでなく、放してある岩魚を網ですくって塩焼きにして食べたり、バギーを運転したり、山羊を散歩に連れまわしたりと、なかなか楽しいアトラクションが詰まっている。長男坊も次男坊も動物に触れて目を輝かせている。この日は終日雲一つない快晴だったが、標高が高いためか風が涼しくカラッとしており、東京の蒸し暑さが嘘のようだ。夜も雲がなかったので、夕食が終わってからエコーバレースキー場近くの空地に行き、星空を眺めた。天の川がくっきり見え、流れ星も一つ見えた。次男坊は星には全く関心なく、暗闇が怖いと言ってすぐ車に引っ込んでしまったが、長男坊は星に興味を持ち始めたようでいろいろ質問してくるようになった。

Blog_1422最終日の15日は八島が原湿原を歩くことに。しかし宿をゆっくり出てきて出遅れたのか、既に駐車場待ちの長い列が出来ていた。車内にいても仕方ないので、長男坊とパパが先に車を降りて、湿原の入り口あたりの草むらで飽きずに虫取り開始。チョウやトンボを捕まえては放す。途中から次男坊も参戦するが、ママが車を駐車場に入れて合流するまでに1時間近くかかってしまい、出だしからつまづいた感じになってしまった。先に軽くお弁当を食べてから湿原の木道を少し歩くが、子供達には面白くないのと眠いのとで機嫌が悪くなり、途中で引き返して帰宅することにした。車が出発してすぐ子供達は熟睡。午後早い時間に中央道に入ったので帰りの渋滞を避けられるかと期待したが、早くも2時くらいから談合坂~小仏で渋滞。お盆の土曜だから仕方ない。それでも明るいうちに家に帰って来れた。この旅行で長男坊はよく日焼けして、翌週病院に行ったら驚かれたようだ。

|

ピラタス蓼科ロープウェー(森林浴)

Blog_1159 2008年9月23日(秋分の日)、久しぶりに高山気分を楽しみたくなり、日帰りで蓼科まで出かけた。朝6時過ぎ、子供達をパジャマのまま車に乗せて自宅を出発し、いつものように双葉SAで休憩&着替え。双葉SAでピラタス蓼科ロープウェーの往復割引券を売っていたので購入した。定価1800円が前売りで1700円。100円しか安くならないが、山上でコケモモのドライフルーツをもらえる引換券がついている。この日は秋晴れの行楽日和だったが、それほど大きな渋滞に捕まらず、9時40分にロープウェーの駅に到着。パパとママは念のためトレッキングシューズに履き替え、一応山歩きの準備をして10時20分のロープウェーで標高2240mの山頂駅へ上がった。今年の冬に長男坊とパパとで来たときは深い雪に覆われた一面の銀世界で、緑一色の今とはまるで様子が違うが、長男坊は冬と同じ所に来ていると覚えているらしい。

Blog_1145 我が家はここから縞枯山の中腹の山道を進んで、通称「森林浴展望台」まで歩くことにした。このコースは自然保護のためにほとんど木道が敷いてあり、起伏も少なくて子供でもそれほど苦労なく歩ける。冬はXCスキーやスノーシューで有名なルートだ。コースのほとんどは樹林帯の中。子供達は「森の探検隊」と称して、紅葉したダケカンバの落ち葉を拾ったり、コオロギを見つけては木の枝でつついたり、楽しげだ。展望が開ける所にはトンボが舞っていて、空の雲も秋めいていた。2歳になったばかりの次男坊は、歩きにくい箇所では抱っこやおんぶすることもあったが、大半を自分の足で歩いた。森林浴展望台まで子供のペースでゆっくり歩いて45分。雲は多かったが本当に素晴らしい天気で、右手には北アルプスの槍ヶ岳・穂高・乗鞍がくっきり見え、真正面に御嶽や木曽駒など中央アルプス、そして左手には南アルプスと、高峰が勢揃いだった。ただし、南八ヶ岳のほうは手前の山腹や木々に半ば隠れてしまい、あまり見栄えがしない。そして子供達は山の景色には全く反応せず、虫とか道端のキノコとかミクロなものに心が行っている。この展望台でお弁当を食べ、またゆっくりと来た道を引き返した。山頂駅の売店で干しコケモモを頂き、13時ちょうどのロープウェーに乗って山を下りた。車に乗ったら子供達もママもすぐに寝てしまったので、どこにも寄らずに真っすぐ帰宅し、17時に自宅に到着。3~4時間遊ぶために往復で約7時間も車に乗っていたことになり、やはり蓼科は日帰りではちょっと遠い。

|

北軽井沢

Blog_0840 2008年5月4日~6日、ゴールデンウィーク後半に軽井沢方面へ旅行した。初日は子供達の大好きな碓氷峠鉄道文化むらからスタートする。ここは昨年の夏休みに訪れたものの、あまりの暑さにほとんど楽しめなかったので、今回はリベンジである。5月連休は気候はちょうど良いが、心配なのは行き着くまでの渋滞と駐車場の混雑。それゆえ10時到着を目標に6時前に川崎の自宅を出発した。環八はスムーズだったが、関越に入るとすぐに渋滞が始まる。8時頃ようやく高坂SAに着いて子供達を着替えさせたり食べさせたり。高坂SAからは快調に飛ばし、10時ぴったりに鉄道文化むらに到着した。無事駐車場に停められたが、この時間で既にかなりの車が入っているのには驚いた。今回は最初に資料館に入り、10時半の回のジオラマ走行を見物。碓氷峠越えの歴史を取り入れたストーリー仕立てになっており、大人でも楽しめる内容だった。それから外へ出て、展示してある電気機関車の運転台に乗ったり、ミニ列車に乗ったり。お昼は前回同様「峠の釜飯」を売店で買い、あずまや風の屋外休憩所で食事した。天気が良く、風が心地よい。昨年の夏に来たときは40℃近い強烈な暑さだったこともあり、まだ赤ちゃんだった次男坊はほとんどベビーカーでおとなしくしていたが、今回は「でんしゃ、でんしゃ」と言葉を発しながら大はしゃぎで走り回っている。子供達を屋外展示の機関車やら客車やら貨物車やらに次々乗せて、ミニSLに家族全員で乗って、最後にコイン式の電気カートに乗らせてあげて(子供達は自分でハンドルを握れるのが好きなのだ)、皆ヘトヘトになって2時半くらいに退出した。

碓氷峠鉄道文化むらから宿のある北軽井沢・浅間高原まで1時間ほどのドライブのはずだが、ゴールデンウィークの軽井沢はあちらこちらで渋滞していて、宿に着いたのは4時を回っていた。子供達が車で寝てくれてちょうど良かった。今回連泊するファミリーペンション「まーる」は、一昨年の7月に泊まりに来たことがあり、それがいわゆる子連れ向けペンションの初体験だった。小さな子供が遊ぶためのキッズスペースがダイニングルームに併設されていて、自宅と同じようにあまり気を使わずに食事できるのが良い。そして、まーるが素晴らしいのは手の込んだ夕食の献立と朝の自家製パン。幼児や赤ちゃん連れでもゆったり過ごせる良い宿である。

Blog_0851 翌5日は曇り空で、午後は降水確率が高くなる予報。雨に降られないうちに屋外で遊んでおこうと、まず午前中は北軽井沢の軽井沢マウンテン牧場へ行った。牧場というよりは観光農園と名乗るほうが正確かもしれないが、ポニーに乗馬できたりするので「牧場」と言えなくもないのか。広い原っぱのような敷地に遊具やトラクターが置かれていたり(これはウチの子供には大人気だ)、ヤギやニワトリが飼われていたり、ドッグランや芝生の広場で走り回れたり、と素朴ながらなかなか楽しい。そして面白いのは、大きなトラクター(右の写真)を敷地内で体験運転できるのだ。3歳の長男坊とパパがこれに挑戦した。ギアの切替が固くて難しく、ずっと1速でトロトロ走ったが、ハンドルを握った長男坊はレーサーのように一点を見つめ真剣そのもの(もちろん実際に曲がる所ではパパがハンドルを操作したが)。遊園地の乗り物とは違った本物感が彼の心に刺さったようだ。乗り終わると誇らしげにママの元へ走っていき、「トラクター運転してきたよ!」と報告していた。午後は予報どおり雨がぱらつきだしたので、取りあえず軽井沢へ行ってみることにした。車が動き出すと子供達はスヤスヤと眠りだす。旧軽井沢に着く頃には外は大雨、子供達は熟睡。せっかくだから夫婦でお茶でもしようと、店内から駐車場が見えるようなカフェを探し、子供達を車内に残したままティータイムにした。あとはまた宿に戻るだけ。のんびりと過ごした一日だった。

Blog_0864 最終日の6日は、前日とは打って変わって雲一つない青空。浅間山が一層大きく見える。この日は早めにチェックアウトして(と言っても9時過ぎていたが)、軽井沢おもちゃ王国へ向かった。観覧車から見える景色は開放感があって雄大そのものだ。浅間山や白根山など四方の山々が手に取るように見える。ゴーカートなど屋外の乗り物で1時間くらい遊んでからプラレールとトミカで遊べるパビリオンに入ったが、これはちょっと考えものか。というのは、子供達はおもちゃで遊び始めるともう梃子でも動かなくなる。そろそろお昼を食べて帰ろうかという時間になり、抵抗する子供達を無理やりここから引っぺがして、何とかランチに持っていった。帰りは渋滞していそうな軽井沢を避け、新緑の美しい吾妻渓谷に沿って走る国道145号線を抜けて渋川伊香保ICから関越に入った。高速道路の渋滞は5日がピークだったようで、ゴールデンウィーク最後の日は思ったほど混んでいなかった。午後2時に北軽井沢を出て7時前には川崎の自宅に到着した。

|

ピラタス蓼科ロープウエイとブランシュたかやま

2008年2月10日(日)~11日(建国記念日)、先月の連休に続いて再び蓼科・白樺湖方面へ雪遊び旅行に出かけた。しかし今回は次男坊が前日に急に熱を出したため、ママと次男坊はキャンセルし、長男坊(3歳)とパパの2人で行くことになった。この1年の間、次男坊がお出かけ直前に体調を崩し長男坊とパパだけで出かけるパターンが多かったが、2人だけの泊まり旅行は初めてである。そういう事情のため、出発はやや遅く8時近くなってしまった。いつものように調布ICで中央道に入るまではスムーズだったが、前夜の雪の影響で中央道に一部チェーン規制が残り、おかげで八王子を過ぎたあたりから断続的に渋滞。特に上野原あたりで大渋滞していた。9時過ぎにチェーン規制が完全に解除されたらしく、上野原から先は普段通り快調に飛ばし、11時前には諏訪南ICに到着。ここからエコーラインという高原の広々とした道を通るが、真っ白な完全圧雪路になっていて驚いた。よく晴れていて八ヶ岳連峰の眺望が嬉しいが、景色に見とれないよう慎重に雪道を運転する。FF車にスタッドレス(チェーンなし)だが坂道でも特に問題なく走行。

Blog_0642 今回は天気が良いので、ピラタス蓼科ロープウエイで上まで登ってみようと思い立ち、途中からビーナスラインに入った。さすがに交通量が多く融けかかっている箇所も多いが、元々カーブの多い坂道のうえ路面状況がしょっちゅう変わるので、エコーライン以上に気を遣う。ピラタスには12時前に到着。駐車場は満車だが、端の方に何とかスペースを見つけて停めた。ちょうどお昼どきなので、ロープウエイ駅の建物内にある「スカイレストラン」でランチにしたが、ここは絵に描いたような「ゲレ食」で、うわっ食べるものがない!と焦った。しかし腹を空かせた長男坊をこれ以上引き回すわけにいかず、カレーライスと枝豆を2人で分けて食事を済ませた。そしてようやくロープウエイだが、これがまた長い行列を作っており、乗るまでに20分はかかった。中はスキーヤー達でギュウギュウ詰めで、長男坊に窓外の景色を見せてやるため抱っこしてやることもできない。長男坊はほとんど我慢の限界に来ていたが、標高2240mの山頂駅に着くと大喜びで駆け回りだした。高校のとき、初めての冬山登山で白駒池から北横岳へ山歩きした思い出が懐かしく甦る。長男坊は一面の銀世界に喜んで、声を上げて走り回っては雪の上で転んでいる。スキーヤーやボーダーの邪魔にならないよう、ゲレンデから坪庭の登山道の方へよけて、ふかふかの雪の中でしばらく遊んでから再びロープウエイに乗って下った。さすがに下りのロープウエイはガラガラで、長男坊もかぶりつきで景色を堪能し満足気だ。

ロープウエイを降りるともう2時半になっていたが、長男坊がここでソリがしたいと言うので車に戻ってソリを出し、ピラタス蓼科スキー場のソリ専用ゲレンデで遊ぶことにした。1日500円で乗り放題のスノーエスカレーターがあり、ソリだけでなくスキー初心者の子供達も共用して乗ってくるため結構な混みようだ。もちろんスキーとソリのゲレンデはエスカレーターの左右で分かれている。連休の中日だけあって、ソリのゲレンデも子供達で混雑していてちょっと危ない。長男坊が一人でソリに乗りたいというので一人でやらせてみたら、案の定ぶつかって口の中を少し切ってしまった。さんざん遊んでピラタスを出たのは夕方4時。白樺湖までビーナスラインを雪道ドライブし、姫木平のペンション「はあとらんど」に着いた頃には日がほとんど落ちていた。ペンション「はあとらんど」は小さな子供連れにとって気のおけない、ファミリー向けの小ぢんまりした宿で、暖かみのある雰囲気に長男坊もすぐに馴染んだようだ。

Blog_0648 翌11日も快晴。朝食も出かける準備も順調に進み、9時半に宿を出てブランシュたかやまスキー場へ向かった。姫木平(エコーバレースキー場)からブランシュまでは広いアクセス道で、一部凍結していたがさほどストレスなく運転できた。ブランシュたかやまは施設が充実していて良い感じのスキー場だ。スキースクールに入る子供達でにぎわっている。長男坊の様子によってはスキーを体験させてみようかと思ったが、少し眠そうにしているので今回もまたソリ遊びにして、お昼を食べたら帰宅することにした。ここにはスノーエスカレーターが2本あり、ソリ用とスキー用とが完全に分けられている。朝イチでまだ空いているので、長男坊が一人で滑っても昨日みたいに他の子にぶつかることなく安心だ。目の前に蓼科山がよく見えて清々しい。11時には長男坊が何か食べたいと言い出したので、早めの昼食にする。スキー場ベースのレストラン「パンプキン」に入ったが(他に選択肢もなさそうだったし)、昨日のピラタスとは打って変わり子供も食べられるようなメニューが多く、シチューセットのように比較的まともなものを長男坊に食べさせることができた。結局これで上がることにして12時には早々と撤収。車を走らせるとすぐに長男坊は眠りに落ちた。

Blog_0653 せっかくの好天なので、国道152号線ではなくビーナスラインをドライブして帰ることにした。2日連続の快晴で道路の雪はだいぶ融け走りやすくなってきたが、白樺湖からスズラン峠に登る道にはまだ所々雪が着き、速度を一定にしていないとズリッと滑るような感覚がある。途中の「女の神展望台」からは、抜けるような青空を背景にした北横岳から、八ヶ岳の山並みや南アルプスまできれいに見える。ただ北横岳以外は逆光気味になり、うまく写真に撮れないのが残念。昨日夕方にここを通ったときに車を停めて撮っておけばよかった。女の神展望台を出て、ピラタスへの分岐を過ぎると、蓼科山の大きな山容が時折目に入ってくる。なかなか楽しい雪道ドライブだった。最後にエコーラインから諏訪南ICに向かう道では北アルプスの山々(おそらく常念山系)もくっきり見え、何かとても得した気分で帰って来た。

|

エコーバレー

2008年1月13日(日)~14日(成人の日)、子供達とソリ遊びをする目的でエコーバレースキー場へ出かけた。長男坊の3歳の誕生日祝いを兼ねての旅行である。そこで電車好きの長男坊に道中で「スーパーあずさ」を見せてやろうと考え、前日に時刻表を調べて行程を計画した。川崎市の自宅を出発したのは朝の6時半。子供達を寝ている状態で車に運び込み、30分ほどで中央道の調布ICへ。冬の中央道は連休でも空いていて、7時半頃に子供達が目を覚ましたときにはもう談合坂SAを過ぎ、そのまま走り続けて8時に双葉SAに到着した。子供達の着替えや朝食やらで双葉SAを出たのは9時を回っていたが、ここまで来れば諏訪まですぐだ。天気が良く空気が澄んで、甲斐駒や八ヶ岳がきれいに見える。諏訪南ICを出たのが9時40分。下りの「スーパーあずさ5号」を捉えるのにちょうどよい時間だ。

Blog_0574 インターチェンジから国道20号線に出ると、中央本線の線路が国道に並行して通っているのが見える。線路脇の撮影スポットを探してウロウロする時間はなさそうなので、少し先の青柳駅まで行ってみたが、これは正解だった。ローカルな無人駅なのでホームに出入りできるし、小さな待合室やトイレもある。オムツ替えの次男坊とママを車の中に残し、長男坊とパパはホームへ急いだ。9時50分頃、まず上りの「あずさ5号」が青柳駅を通過。それからしばらくして中央本線の下り普通列車が到着し58分に発車。そして10時過ぎに下り「スーパーあずさ5号」。どれも長男坊が初めて見る車両なので興奮気味だ。しかし寒風吹きすさぶホームは非常に寒く、水たまりに氷が張っているほど。青柳駅と国道20号線をつなぐ道路も前日の雪が残り凍結していた。これから白樺湖まで登っていくが、この辺りでさえ着雪・凍結している所があるくらいだから、上のほうは前夜かなり雪が降ったのだろうなあと少し心配になる。大門街道(国道152号線)は途中まで乾いていたが、白樺湖の5キロくらい前のヘアピンカーブが続く辺りから道路がシャーベット状になり、白樺湖畔まで来ると小雪が舞っていて道路も真っ白。スタッドレスタイヤを履いているので運転は快適だが、調子に乗ってスリップしないよう特に大門峠を越えてからの下り坂では1速のままゆっくり慎重に進んだ。

エコーバレーに到着したのは11時。子供達の腹時計を考えると昼食にしてもいい時間だ。また、今夜泊まる宿「スノーボール」は姫木平のペンション村の中でもとりわけゲレンデに近く、歩いてすぐの所にある。そこでまず宿の駐車場に車を入れてから、スキー場周辺で昼食を取ることにした。宿の人の薦めに従い「殿上食堂」に入ったが、昼前なのにかなり混雑している。見た感じは安っぽい食堂。しかし食事が出てきてその人気振りに納得した。パパの塩サバ定食もママのコロッケ定食も、焼いたり揚げたりして一食一食きちんと作っており、いわゆるゲレ食とは一線を画している。子供向けメニューがあるのもうれしい。昼食後はひとまず宿にチェックインし、部屋で少し落ち着いてから1時半にようやく出陣。スノーボールは一人当たり+1,000円で12時からアーリーチェックインが出来るのでそれを利用した。ペンションにしては規模が大きく、ホテルと謳ってシステマティックな運営をしているようだが、全体としてややホスピタリティに欠ける気がした。

Blog_0604 エコーバレーには「ちびっこゲレンデ」という名のソリ専用ゲレンデがあり、スノーエスカレーターが付設している。大人も子供も1人1日300円。サイズはとても小さく、ソリ以外の雪遊びをするようなスペースも無い。しかしソリのゲレンデそのものは、ウチの子供達にはちょうど良いくらいの小ぢんまりさかもしれない。現に長男坊は面白がって何度も何度も滑って遊んだ。しかし次男坊は数本滑ったら笑顔が消え、むすっとした表情になったので、眠たくなったのだろうと昼寝させるためにママが宿に連れて帰った。長男坊とパパは3時過ぎまでひたすらこの小さなゲレンデを滑って遊び、ゲレンデ入り口のレストラン「エコー」でお茶してから宿に帰った。ちなみにこのエコーは学食みたいな古くさいカフェテリアで、少々不便でも殿上食堂でお昼を食べたくなる気持ちがよく分かる。さて、今回の宿泊先としてスノーボールを選んだ理由の一つはキッズルームがとても充実していることだったが、充実し過ぎているのも考えようだと思った。というのは、子供達がハマってしまって食事時になってもキッズルームから離れようとしないし、食事中も気になって仕方ないようですぐにテーブルを離れて玩具のほうへ吸い寄せられてしまう。結局パパとママが交代で、片方が食事をする間にもう片方が子供達の面倒を見る羽目になり、全く落ち着かない。夕食も朝食もとても美味しかったが、毎度のことながらゆっくり味わうというわけにはいかなかった。

翌日は10時にチェックアウトを済ませてから、再びエコーバレーのちびっこゲレンデでソリ遊び。始めは元気いっぱいに雪の上で動いていた次男坊だが、1時間足らずでギヴアップしたので今朝はパパが次男坊を連れて先に撤収。利用した休憩所「スイスハイム」は広い割に空いていて快適だった。一方の長男坊は、お昼までママとさんざんソリで遊んで上機嫌。再び殿上食堂でランチしてから帰宅の途に着いた。帰りの道路も渋滞はなく順調で、1時過ぎにエコーバレーを出て川崎の自宅には5時に到着した。

|

碓氷峠鉄道文化むら、池の平湿原、しなの鉄道

2007年8月15日(水)から17日(金)の2泊3日で、軽井沢方面へ「避暑」に出かけた。といっても、いわゆる軽井沢は最終日にちょっと寄ったくらいで、初日に「碓氷峠鉄道文化むら」、2日目に「池の平湿原」、とやや通好みの観光地を訪れたほかは、森の中の涼しい宿で多くの時間を過ごした。

Blog_0001_4 初日の8月15日は7時半に川崎の自宅を出発。関越の事故渋滞で少々時間をロスしたものの概ね順調で、11時過ぎにJR横川駅に隣接する碓氷峠鉄道文化むらに到着した。朝から快晴で非常に暑い。入ってすぐの所にJRの整備用車庫がそのまま保存・公開されているのが印象的だ。その中に碓氷越え専用で使われてきた電気機関車EF63が数台と、古いアプト式のED42が展示されており、EF63には運転台に上ることができる。長男坊(2歳7ヶ月)は電気機関車を間近で見て「大きい大きい」と叫びながら、車庫内の蒸し暑さをものともせず、興奮気味に次々と運転台に上ってはレバーを触って運転士になりきっている。次に12時発のトロッコ列車に家族全員で乗り、旧信越本線の線路2.6キロを往復。途中に国指定重要文化財の丸山変電所があり、その前でもトロッコ列車は止まるが変電所の中には入れない。ランチは園内の売店で「峠の釜めし」を買い、冷房の効いた休憩スペースとして使われているお座敷列車(本来は展示用)の中に入って食べた。お座敷列車の目の前に緑色の蒸気機関車「グリーンブリーズ号」の乗り場があり、長男坊がこれに乗ることを前から楽しみにしていたので、昼食後に家族全員で乗る。園内1周800mは意外とあっけないが長男坊は大喜びだった。しかし次男坊(11ヶ月)はまだ全く関心を示さず。時刻はまだ2時だったが、とにかく暑くてたまらないので、屋外展示車両や資料館はまた次の機会にして、軽井沢の宿に向かって発つことにした。

今回2泊したペンション「晴れたらいいね」は、正確には軽井沢ではなく御代田町の浅間山麓にある。標高は軽井沢より少し高いくらいで、森林の中にあり、ちょうどこの旅行中に関東が連日37度を超える猛暑に見舞われていてもクーラーなしで何とかやっていける。子連れ向けのペンションで、離乳食・幼児食に対応し、食堂や風呂場にも配慮が行き届いている。我が家は少々値段の張るコテージに連泊したが、布団を4枚敷いてなお余りある広い部屋にキッチンや冷蔵庫も備えられ、非常に快適だった。また、屋外に小さな「ボールプール」があって、これがウチの子供達には大好評。日中は連れ回されるだけの次男坊にとっては、宿のほうが遊び甲斐があって楽しいようだ。夕食はボリュームがあり、食後は庭先で花火。テレビもDVDもない2晩だったが、子供達はとても楽しんで過ごしていた。

Blog_0003_2 2日目は車坂峠を上って池の平湿原をハイキングした。小さな子供を連れて無理なくハイキング気分を味わうのに、高層湿原はちょうど良い。この日(8月16日)は熊谷と多治見で日本最高気温を記録したが、標高2,000mの高峰高原や池の平湿原では25度くらいだったろう。木陰に入ると涼しいが、日に当たるとヒリヒリするくらい日差しが強い。空は抜けるように青く澄んでいる。下界はいくらか霞んで見えるがそれでも佐久平がはっきり見渡せる。

Blog_0002_5 お弁当など少し買い物をしてから出てきたため、車坂峠に着いたのは11時前。お盆期間中は環境保護のため、池の平へはシャトルバスでアクセスすることになっている。そのためスキー場の駐車場に車を停めてバスに乗る(往復1,000円もするが駐車料も込みと考えればそれほどでもない)。高峰高原を経由してダート道を15分走って到着。長男坊が眠ってしまったのでどうしようか迷ったが、湿原を散策するだけならベビーカーで動けそうなので、眠り込んだ長男坊をベビーカーに乗せ、次男坊はおんぶしてハイキングを始めた。ママは久しぶりの高山の雰囲気に感動している。湿原には木道が付けられており一周30分くらい。木道歩きの途中にある休憩スポットの辺りでちょうど長男坊が目を覚ましたので、木陰に座ってランチにした。湿原からでは黒斑山など外輪の山々に遮られて浅間山は望めないが、空がとても近く感じる。お昼を食べて元気を取り戻した長男坊は、たくさんの高山蝶が飛んでいるのを見て、両腕を蝶のように振って「バタフライ」と叫びながら残りの木道を歩き通した。そして来た道をゆっくり戻って宿に帰ったのが3時頃。おやつを食べたり、「ボールプール」で遊んだり、早めのお風呂に浸かったりして、宿でノンビリ過ごした。

Blog_0004_2 3日目は早起きしてパッキングを早めに済ませ、9時に宿を発った。御代田駅から「しなの鉄道」に乗って軽井沢に行くためだが、9:30の電車を逃すと次は10:28まで時間が空いてしまうからだ。余裕を持って出たつもりが、駐車場が駅から200mほど離れた所にあって手間取ったこともあり、結局ギリギリになってしまった。車があるのになぜわざわざローカル線に乗って軽井沢に行くのか。この時期の軽井沢に車で出入りするとかえって渋滞で時間がかかるから、というのは後付けの理由で、単に長男坊を鉄道に乗せてやりたかったから軽井沢まで行く、というのが本当の目的だ。しかし9:30の軽井沢行きの車内は非常に混雑していて、ローカル線を堪能するという感じは全くなかった。でも長男坊にとっては「乗った」という事実が重要のようで、それなりに嬉しかったようだ。軽井沢では駅から近くて雰囲気も良さそうな雲場池を訪れ、池畔のレストラン「雲場亭」で早めのランチにした。しかし、屋外のテラス席でなく景色の良さそうな室内に席を取ったのが失敗で、落ち着いた雰囲気の室内ではやんちゃな子供連れには気苦労が多く、早々に退散。次男坊の離乳食は雲場池のベンチで食べさせることになった。子供達のことを考えるとカフェでお茶するような余裕もなく、そのまま駅まで歩いて帰ることに。帰りの電車では座ることができ、窓外の浅間山の景色を楽しむことができたが、電車に乗るのを楽しみしていた長男坊はぐっすり眠ってしまった。御代田駅からは車で帰るだけで旅は終り。2時前に出発し、佐久ICから上信越道に入り、関越の最後と首都高で渋滞につかまったくらいで6時過ぎには帰宅できた。

| | コメント (0)